日影（ひかげ）城

2017年12月30日撮影

◆別名：

滝脇城

◆所在：

岡崎市日影町高河原

◆交通：

◆歴史：

長享元年（1487年）麻生城の天野景孝を攻め落とした松平親忠は、滝脇の地に九男乗清を配し、滝脇松平家を起こさせたものの、同族の大給松平家との間に所領争いが勃発。弘治2年（1556年）に起きた滝脇合戦で敗れ去り、一旦は所領を失ったが、3代目の乗高は徳川家康に仕え、三河一向一揆の討伐、天正3年（1575年）二俣城攻め等に従軍。二俣城攻めが終わった後は、父兄の仇である大給城を夜襲して親乗を駆逐した。

慶長5年（1600年）関ケ原合戦の後に4代の乗次は600石で滝脇陣屋を構えている。

◆現在：

民家脇から登城する事ができ、虎口、土塁などが残されている。