◆別名:
◆所在:
岡崎市桜形町前田
◆交通:
◆歴史:
長享元年(1487年)松平宗家四代目の親忠が麻生古城の天野景孝を攻め落とした後に築いた城と言われている。
親忠は九男乗清(滝脇松平家の祖)の子である親正を配し、麻生松平家の祖として麻生城を築き、以降は清房、正忠、正勝と続き一帯を支配するも、天正18年(1590年)に徳川家康の関東移封に従い武蔵国などに領地を得たため、麻生城は廃城になったと伝わる。
◆現在:
県道35号線沿いに松平助十郎御先祖墓所の看板が立ち、石積みの中に墓碑が建てられている。
城跡はこの背後の山と言われているが、遺構等は残されていない。
北西にある阿弥陀寺は清房の弟である現之丞が住職となり、小牧長久手合戦で討死した正忠の墓が現存している。